守る

f0228753_2032456.jpg震災後、余震が未だ続いていたので、入院中は通常だったら夜9時には新生児室へあずけることになるのに、24時間母子同室。いざという時にそれぞれが自分の子供を守るのだ。

病室は8階なのでよく揺れた。揺れる度に朝陽を抱える準備をしたり、これ以上、大きく揺れないでほしいと願ったりもした。

その瞬間、出産の際に体験した、体が引き裂かれるようなあのとてつもない痛みをよく思い出す。自分がもう一人の自分を生み出した傷でもあるから「何があってもこの子を守る」という思いが自然と出てくるのだ。親になってはじめて思うことだった。
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by cameraneco | 2011-04-26 20:21 | Life